2018年5月19日土曜日

【Microsoft Azure】OpenBlocks IoT で Azure IoT Edge を動かしてみる

OpenBlocks IoT が Azure IoT Edge に対応したので、早速試してみましょう。

OpenBlocks IoT に関してはこちらをご覧ください。
https://openblocks.plathome.co.jp/products/obs_iot/vx2/

事前に準備しておくことは、以下のとおりです。

・OpenBlocksの初期設定とネットワーク接続
・AzureでIoTHubを作成しておく

上記の設定が終わったら、IoT Edgeを使うための設定を行います。


IoTHub側ですが、ポータルにログインしてメニューより「IoT Edge (preview)」を選びます。
(本日はまだプレビュー状態です)


次はデバイスを追加します。右上にある「+ Add IoT Edge Device」をクリックします。



任意のデバイスID(半角英数)を入力したら追加します。(今回は「ob」としてみました)
なお、このデバイスIDはそれぞれのデバイスに割り当てるもので、識別子となります。


追加されると、一覧に表示されます。






IoT Hub の設定はここまでです。

次は、OpenBlocksの管理画面からAzure IoT Edgeを導入します。
基本的には「iotedgectl」コマンドとWebGUIツールがインストールされます。

設定したIPアドレスでWebの管理画面へ接続します。
ポート番号は880です。






「メンテナンス」タブを開いて「機能拡張」で Azure IoT Edge を追加します。
実行ボタンを押すと機能拡張をインストールします。数分かかります。


インストールが終わったら再起動します。




再起動後にログインして、「サービス」タブから「Azure IoT Edge」のリンクをクリックします。



Azure IoT Edge のセットアップをします。
基本的には「接続文字列」のみ設定します。



接続文字列は、IoT Edgeのデバイスのページにある「接続文字列」(特に問題なければプライマリー)をコピーしてきます。(右のコピーボタンをクリックします)





文字列をコピーしたら「実行」ボタンを押してセットアップします。
このあたりは、バックエンドで「iotedgectl setup」コマンドを実行しています。




セットアップが終わったら、IoT Edge のエージェントを実行します。
「Azure IoT Edge」タブの中の「Edge状況」の画面で、「起動」ボタンをクリックします。
バックエンドで「iotedgectl start」コマンドが実行されます。
数分かかります。




表示がかわります。




起動が終わり正常に接続されると、Azureポータルの IoT Edge のデバイスの画面の
「Edge Runtime Response」の表示が「Connected」になります。







0 件のコメント: